SSブログ

Dysonの扇風機「Air Multiplier」を見て思うこと [プロダクトデザイン]

目は閉じれば視界を遮れるけれど、耳は完全には塞げない。それでも、原稿書きやアイデアを練るのに、静かな自室ではなく、カフェを利用するとはかどったりするのは、適度な街のノイズがあるが故に、自分の中に没頭できるという要素があるからだろう。
聴こえてるのに、聞いてない…ということが可能な音環境の状態。絶対的な音量測定だけでは、捕まえにくい音環境のデザイン…。西欧の人たちにはただのノイズになる鈴虫の音も日本人にとっては風流になるのだから、生活文化や習慣も含めて考えると難しいテーマだと思う。

話し変わって、Dysonの掃除機は…音が大きい(使ってるので身にしみてる)。今後音が小さくなる余地があるのであれば、それに越したことはないが、うちでは、掃除してるぞ…というアクションとセットで、我慢の臨界点手前で落ち着いている。そんなDysonの扇風機(扇無し送風機?)が発表になっているので、いつくかのサイトを見た。

ファーストインプレッションは「これまた、解釈の難しいデザインだなぁ…」ということ。サイクロン掃除機の時のような「内蔵見せてます」デザインから一転。円柱の上にリングのみ…の割り切ったデザイン。こういう彫刻的なフォルムは日本的な住空間に置くと「ン?」って感じになる場合が多かったりする。engadgetのフォトギャラリーにあった下記の画像のような空間であれば、違和感は少ないのだろうれど…。

Dysonから羽根なし扇風機 Air Multiplier

IMG_00716.jpg


どこかのサイトで「ジョワ〜〜〜ん」という稼動音とともに動いている画像がありました。風流さは無いですねぇ。ゆらぎのある強弱モードがあったりすればいいのかも…。でも、乳幼児のいる家庭では危なくないし、羽につくほこりの掃除も無いから、そういう意味では歓迎するところも多そうです。住宅のレンジフードにも使える「住設」バージョンがあるといいのかも…とも思ったり…。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。