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DENSANと富山大学芸術文化学部 [デザインプロセス]

DENSAN(でんさん)という略称で呼ばれることの多い『高岡伝統産業青年会』。この組織は、富山県高岡市で銅器・漆器などの伝統工芸に従事する40歳までの会員さんたちによる青年団体。伝統産業の継承と振興、地域の発展を目的とした団体だ。

このDENSANの会員であり、高岡にて各種さまざまな木型制作を行っている、嶋モデリングの嶋さんから相談を受けたのが1週間前。彼が力を入れている「商品開発委員会」での勉強会にてレクチャーを行って欲しい…との打診を受け、さっそく昨日高岡に行ってきました。
この「商品開発委員会」では、富山大学芸術文化学部の学生さんとともに、伝統産業を活かした商品開発にトライし奮闘中…とのことで、デザインというよりは商品開発プロセスについての話しを…というリクエスト。皆さんの仕事や学校が終った19時から、富山大学の教室にて、DENSANメンバーの方と、学生さんに、マーケティング側からアプローチした商品開発プロセスの話しと、デザイン発想側からの商品開発プロセスの話しを1時間ちょっとの時間でしたが行いました。

工芸コース専攻で、マーケティングの内容には明るくない学生さんもいる…との事前情報から、藤子・F・不二雄さんが高岡市出身…ということもあり、ドラえもんとのび太の関係をモチーフに「マーケティング」についての話しを用意しました。質疑応答後、学生さんからはマーケティングについての理解が進んだ…というようなリアクション。ちょっとほっとしました。

21時過ぎからは、高岡駅近くにのDENSANメンバーが集う…という居酒屋さんい場所を移動し学生さんも交えての懇親会となりました。学生さんらと別れホテルに着いたのは12時過ぎ。今朝聞いたところでは、DENSANメンバーの皆さんは、もう1軒はしごした…とか。メンバーは40歳までの団体なので昨夜の皆さんは30代。一番の年長者…私でした。

産学でのプロジェクトということ、伝統産業に軸足を置いて…ということから、難しい側面も多く壁にぶつかっている…との話しでしたが、すんなりうまくいくよりは、結果的に最後は実りの多い体験になるのでは…と思いました。
DENSANの皆さん、富山大学の学生の皆さん、楽しい夜をありがとうございました!。こちらもエネルギーをもらった感じです。

追記:
昨年夏のSolidworksイベント『デジタルデザインのCreativeWorld最前線』でご一緒させていただいた、芸術文化学部の前田一樹 学部長さんにもお会いでき、有意義な富山出張でした。

高岡伝統産業青年会
富山大学芸術文化学部
Japan Wood Modeling Company 嶋モデリング

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