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水分たっぷりの明治神宮/フキの骨 [ウォッチング]

木曜日の18時からは、桑沢デザイン研究所夜間部プロダクトデザイン科の授業の日。しとしと冷たい雨の降る、あいにくの空模様ではあったけれど、この季節だからこそ感じられるシーンがある。新緑の季節の雨の夕方…原宿駅から神宮橋を渡った明治神宮入口付近。雨、土、緑の木々が発する匂い、湿度…全てが「森です」…とアピールしてくるような…。

今日なんかは、匂いは少なめだったけれど、水の底に沈んでしまったように見えた。一体どれほどの水分を蓄えたのだろう…と思う程の水浸しの木々。トトロがバス待ってそうです。

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植物の水を貯える脳力があるから人は生きられるし、地球も潤っていられるのですよね。ミクロに見ても、しっかり出汁がしみてくれたりなんかして…。植物無しでは…ということ再認識の新緑の季節です。
GW期間中、展覧会への作品制作等で休みという休みでは無かったけれど、この季節ならでは…ということで「フキ」を煮てみました。肉や魚も大好きですが、それにも増して、香りのある野菜はとても好みだからです。根三つ葉、シソ、ゴボウ、パクチー…あげたら切りがないです。フキももちろん香りがいいです。

フキの断面って、この植物の特徴を表してます。とっても建築的…という感じさえします。フキの骨…ともいえる周囲の筋は、プラスチック製品で言えば「(構造的な)リブ」ですよね。リブをデザインの一部に取り入れる…なんて時にフキの断面ってデザインソースになるかも…ですね。
和食の煮物がうまく出来たときって、ちょっと幸せです。プチ魯山人な気分?。

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大都会に造られた森―明治神宮の森に学ぶ

大都会に造られた森―明治神宮の森に学ぶ

  • 作者: 松井 光瑶
  • 出版社/メーカー: 第一プランニングセンター
  • 発売日: 1992/04/11
  • メディア: -



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