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IVR展でいちばん気になったレンダラーは[Patchwork3D]と[fryrender] [デザインプロセス]

先週、東京ビッグサイトで開催された『第17回 産業用バーチャルリアリティー展』で、いちばん気になったのは、加賀電子ブースでデモを行っていた『Patchwork3D v3.4』と『fryrender』を組み合せたビジュアライズ・ソリューション。

『Patchwork3D』は、フランスのリアルタイムレンダラー。ソフト自身のインターフェースも使いやすそうだし、レンダリングの質も高い。
『fryrender』は、スペインのレンダリングソフトウエア。物理特性に基づいたマテリアル、正確な光源シミュレーションで、Maxwell renderのように、一眼レフカメラの光学・フィルム特性もシミュレーションできるタイプ。

肝となるのは、加賀電子さんが両方に共通で使えるようにしているマテリアルライブラリ。Patchwork3Dでのマテリアル設定が、ほぼそのままfryrenderに引継がれる。検討段階はPatchwork3Dで行い、プレゼンやマーケティングツール向けのビジュアルはfryrenderで…というもの。

プロダクトデザインのビジュアライズでは、各社の製品独自のマテリアル作成とライブラリ化、それらの運用と管理(データと作業者等)がいつも問題になるけれど、そのあたりのワークフローが、よりシンプルに行えるポテンシャルを持っている…と感じた。

もう少し詳しい情報があれば…と加賀電子さんサイト内を探すものの見当たらない。それぞれの開発元のページは発見。日本での展開については?のままだったので、電話で確認。すると「日本国内での展開は今月末から…」とのこと。それまでには、加賀電子さんサイトや、販売店サイト(TOOさん等々)の準備もできるようだ。

『fryrender』はデモ版のCDを会場でもらってきた。時間がとれればテストをしてみる予定。

IMG_00422.jpg


Patchwork3D
fryrender

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