雪の東京/SolidWorks/世田谷線カラーリング [ウォッチング]
数時間だけのインスタレーションのようだった、昨日の朝の「雪の東京」。昨日は19年度の最後の授業(3DCAD補講)があり、日大藝術学部の所沢キャンパスへ向かった。SolidWorksを使っての3DCADの授業を担当してからは2年目になるが、今年度も無事終了。20年度もSolidWorksを使った同様のカリキュラムを実施予定。
今年度で教える側の課題が更にくっきりしてきた。サーフェスモデリングプロセスの理解と、レンダリング品質の向上だ。ここらにもう少しウエイトを置いた時間配分を考えた方が良さそうだ。4年になってからの卒業制作プロセスや、産学プロジェクトの中で「使えるツール」としてもらうためにも…。
画像は自宅近くの(世田谷区内)踏切りで撮ったもの。雪によるシーンの変化は楽しい。いつもの風景や街並がが一変する。雪の中を走る世田谷線はグリーン系のカラーリングがベストマッチ(だと思ってる)。欲を言えばもう少し「枯れた」グリーンの方が、昔の車輌の雰囲気があっていいのだれど…。
CGではないので、パパッと変える…というのは、コスト面を考えると難しいだろうけど、もともと車両数の少ない世田谷線だから、車体広告もいいけれど、夏冬で同じグリーンでも彩度を変える…なんて洒落ている。モノも環境を構成する一部なんだから、そういう街並(場所と歴史の記憶)や季節への呼応(日本的な感性)は、もっとあっていい(特に公共系)。
コメント 0