何のための商品開発?…という、よくある葛藤について [問題意識]
「何のための商品開発なの?…」そんなことをよく思う。BtoCの商品であれば、選んでもらわないと始まらないのに…。機能は備わってるけれどただのてんこ盛り状態。生活の中で期待してもらう品質が組めてないから、伝わってもこない。ん〜、時間と労力はかかってるだろうに…というケース。
コンピューターのような、受動的に何かしないとベネフィットが得られない箱物は特にそうかもしれないですね。
(なんだか変な取り合わせだけど…)街中の飲食店のランチメニューを見ても、同じようなことを思ったりする。「何のためのランチなの?…」と。
セットメニューの名称だけを並べるだけじゃなくて、もっと違うアプローチの店があってもいい。ましてやビジネスシーンに絡む立地でランチを提供することを主としている店ならなおさらだと…。
ランチに期待することって、いろいろありますよね。そういうことを素直にメニュー開発の軸にする…というのはありじゃないかと。でも、あまりお目にかかってない。なので、思いつきを書くと…
- おもてなしランチ:大事なお客様との大事な時に
- チャージランチ:全力疾走のためのエネルギー
- リフレッシュランチ:野菜が主役のさっぱりメニュー
- リラックスランチ:スープやシチューでほんわかと
- リセットランチ:お腹にやさしい健康メニュー
- ビューティーランチ:美容に一役で且つダイエット系
…こんな感じかな。もしこういうメニューがあったら迷わない…気がしませんか?。ヒレカツ弁当 vs 唐揚げ弁当、日替わりランチ vs スペシャルランチ…だと、今日の自分の体調や気分との接点が見えにくいですよね。
こういうランチの例のような商品開発がもっと必要な気がしてなりません。
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