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「年相応に静かに暮らす…」ことへの意識改革 [ウォッチング]

読売新聞「私のあんしん提言(2007-08-07朝刊)」より。
人口減・超高齢化時代を乗り切るポイントを、プロデューサーの残間里江子さんへインタビューした記事。記者の「大きな転換点にあって我々に必要なことは何か…」に対して、「少子化」「高齢化」の意味をとらえ直すべき…との切り口から「既成概念にとらわれず、言葉の意味や考え方を精査する必要がある」とし、「…(若年層が生産、消費の担い手である現状から)シニアが主役になれる社会に変えなければならない」と続く。
気になった箇所を引用。

高齢者の概念を変えて新しいシニア像を築くにも、パワーが必要だ。男性も女性も、何かを待っていないで、先頭に立って意思表示し、自ら動いてこの国を変えてほしい。
…(中略)…そのうえ、政府も社会も「少子化は大変な問題だ」と言いながら、真剣に子どもを欲しているようには思えない。経済や社会保障を支えるための頭数が欲しいだけで、子どもを本当に慈しむ気持ちがあるわけではない。
…(by 残間里江子)

とても共感できる提言。
パッシブでなくアクティブな行動と思考がいかに世界を拓いていくか…。子どもを異質なものとして本音では排除してしまう、懐が浅く根が深い日本社会への問題(幼児化等)…。
問題は課題に落すことで初めてアイデアが発想できるもの。そのためにもゴールが必須だが、そのゴール(ビジョン等)が不明瞭。そここそが問題なのだが…。
シニアが主役になれ、ライフスタイルを満喫できる環境をプロダクトデザインで応援・支援する。そういうマーケットを意識したデザインはもっと必要か…。


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