SSブログ

CGレンダリング用の「合板断面」素材を作ってみました [プロダクトデザイン]

さて、これは何の画像でしょう?。

IMG_00637_1.jpg


メインの3DCADとして、プロダクトデザインのワークでも、日芸IDコースでのカリキュラムでも使用している「SolidWorks」には、純正のレンダラーとして「PhotoWorks」というレンダリングモジュールがある。
プロダクトデザインのビジュアライズで、その筋の専門家が使っている「Maya」や「3dsMax」等のように「えーっ、それ写真じゃ無いのぉー」というレベルの絵はできないけれど、パパッと雰囲気を見るようなレベルのCGレンダリングであれば、1つのソフト内で完結する環境はやはり便利。毎年のバージョンアップで少しづつ進化してるのも有り難いです。

PhotoWorksの「質感設定」の中には、すぐに使えるマテリアルとして、プラスチック系、塗装系、金属系マテリアルだけでなく、「木質系」マテリアルも、木材の種類別に意外と多めにあったりする。でも「合板の断面」に見えるようなマテリアルは…無い。ということで、ちょっとIllustratorで自作してみました…というのが、この縦縞画像の「答え」です(下記の画面キャプチャ画像はクリックで少し拡大します)。


IMG_00637_2.jpg


このIllustratorファイルからJPEG書出しをした256×256ピクセルの画像を、PhotoWorksの質感設定で読込み、レンダリングしたものが、下記の画像です。木目部分はPhotoWorks内にあったマテリアルです。これで合板を使ったプロダクトの「雰囲気」…は掴めるかなぁ…と。この画像はレンダリングテスト段階だったので、「角R」部分の面を選択し忘れてるので、このままではちょっと違和感ありますが…。

サトウトオルさんブログの4/14付けエントリー『ドリルデザインのこと』で紹介してたカラフルな断面のスツールのデザインですが、こういう断面にも応用できる方法かと。

IMG_00637_3.jpg


デザイン系の専門学校や大学のカリキュラムには、決められたサイズの合板からイス、或はフォールディングチェアー(折りたたみイス)をデザインして作る…なんていう課題が昔からあったりしますが、そういう時のシミュレーションには役立ちそうです。

ちなみに、このIllustrator CS2(Mac版)で作った「合板断面風画像」の生ファイルが欲しい!…という方おられます?。もしご希望があれば、下記のアドレスにお名前と所属を明記の上、メールタイトルには「合板断面風画像希望」と書いてご一報いだければ、生ファイル(約2.1MB)をメール添付で進呈します。好きに使ってもらう分、サポートはしませんけど…。SolidWorks生ファイルは、当然ながら付属しませんよ。イラレのみです。
毎日チェックしていただいている皆さんへの感謝…ということで。

●ご希望の方は、テツタロウ(message@tn-design.com)まで。
希望の締切は2009年5月末日…ということで。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。