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水陸両用レジャー車輌は歓迎。でも先にレスキュー車輌にすべきでは? [プロダクトデザイン]

以前、大阪での水陸両用バスに許可がおりた…との記事から、「両生類(Amphibian)、流線型(Streamline)を再び(2006-06-15)」というエントリーを書いた。今度は、下記の2つの記事を見て、感じたこと。

asahi.com:日本初「水陸両用タクシー」年明けにも運行開始 大阪
水陸両用のリアル潜水カー sQuba - Engadget Japanese
「水陸両用」…、それも「sQuba」は007の世界に入ってしまった。ボンドの乗ったロータスエスプリが水中を滑空するシーンそのままだ。「タクシー」の方は、観光活性化の目玉…とのこと。どちらにしてもレジャー用途の車両。陸を走っていた車輌が、そのまま水上でも走る…。自分が運転していたら、子ども心でなくとも、気分がいいに決まってる。そんな楽しさが切り離せない魅力が、水陸両用にはあったりする。

…で、ふと思う素朴な疑問。シュビムワーゲン(Schwimmwagen/独)にしてもやはり、いつも4輪。「水陸両用のスクーター」はなぜ登場しないのだろう?。ぱっと頭に湧いたイメージは、スクーターがそのまま水上を滑るように進む姿。…まあ、それでは安定しないだろう…と思ったのと同時にイメージされたのが、今年のモーターショーに出ていた4ホイールのバイク「Yamaha Tesseract」と、同じくヤマ発さんの「Marine Jet」が合体したような車輌。TesseractがMarine Jetの要素を取込むよりは、Marine JetがTesseractの要素を取込む方がディテールが解決しやすいのか…なんて、実現性が低いのは承知で妄想モードに突入…。

妄想のトリガーは、「床上浸水○○戸…」という、洪水災害時の救助活動。自衛隊の皆さんが駆けつけ、ゴムボートか、あるいはヘリ…というニュース映像を見る度に、「町の消防団でも配備できそうな、簡易な水陸両用の小型車輌があれば、もっと対応できるのでは…」という問題意識。4輪だと大きすぎる(サイズ&コスト)だろうし、災害時専用の車輌だと、平時においては無用の長物となってしまう。日常のパトロールにも使え、川や海で溺れた人も救える…そんな機動力にはスクーター(あるいはマリンジェット)サイズの車輌で水陸両用は、まさにはまり役だと思う。技術的にもブランド的にもヤマハ発動機さんが開発できそうですが…。
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