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thinkdesign/nStyler/SCS Designers Forum 2007(奥山清行さん) [デザインプロセス]

今日の午後は、とある縁でトヨタケーラムの「thinkdesign」担当の方が、ソフトのデモをしにオフィスを訪ねて来てくれた。数年前に、とあるプロジェクトで「thinkdesign」を使っていた時はver.8の頃。それ以降ご無沙汰していたので、デモを見ながらthinkdesignらしい方向性でソフトが進化してきた印象を持った。GSM(Global Shape Modeling)の機能も、ゼブラ表示での面評価の内容を元にして操作できるように発展してきている。これは、素晴らしい。普通ならそういう場合は、面を張り直すために、アイソカーブを抽出したり、断面を増やしたり…との「ちまちま」サーフェスモデリング作業になる。…が、この機能があれば、かなり直感優先で作業ができるだろう。
次に興味深かったのが、「ISM(Interactive Solid Modeling)」。これはインポートされた履歴やパラメーターの無いソリッドデータの面も、履歴をいじるように編集できる機能で、他のCADには(知ってる範囲では)無いユニークな内容。そしてタブレットにも対応しているとのこと。手書き感覚でフリーハンドカーブも描けるし、編集の時にも感覚的に作業ができる。曲面のためのカーブには嬉しい機能。ちょっと難ありかなぁ…と思ったのはレンダリング。これは残念ながらあまり進化が無かったことが、その理由。
3DCADは、デザイナーにとっても立体形状の「清書」的意味合いはあるけれど、それ以上に、スタディ段階が重要だと考えている。そのため、同じソフト上でささっとレビュー用にラフレンダリングできるに越したことは無い。逆にモデリングが完成しているのであれば、3dsMaxやMayaに渡した方がベターだと思う。
聞けば、「thinkdesign」も「nStyler(.nxr)」書出しが出来るようで、そういう意味では使い方かもしれない。

その数時間後、nStylerを開発しているエヌテクノロジーからメールニュースが届く。内容は下記2点。

「SCS Designers Forum 2007」の方は、主催が住商情報システム。フォーラムでの講演者名には、工業デザイナーの奥山清行さん他、富士重工業スバル商品企画本部デザイン部、シャープAVシステム事業本部デザインセンターとあります(詳細は上のリンク先を参照ください)。定員があるようなので、さっそく、申し込みました。


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