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車内でホットビューラー中の女子高生を見かけて… [ウォッチング]

大学での非常勤仕事のために昼過ぎのJR山手線に。気持ち混み気味。ドア近くに制服姿の女子高生の一団。いつもは見かけない時間帯…期末試験か。耳に入ってくる単語から、内容は化粧品関係のよう。
話題に参戦(舌戦)しつつ、口を開けたままのスクールバッグ内に見える化粧ポーチから、手鏡とスティック状のモノをピックする一人。太めのマスカラ?…いやいや、細めのホットビューラー!(ちょっとびっくり)。アイテム急浮上で会話は一気に目ヂカラネタへ突入。
ファッション、ヘアースタイル、化粧、彼氏…。いつの時代も共通の10代後半女性の関心事。ちがうのは道具立てと価値観か…。完成したようだ。ビューラーをしまう。バッグの中に派手なモノが見える…ビーズのようなキラキラ素材で全面装飾された携帯。それに紐づくいやというほどマスコットがついたストラップ…。
ドアが開く。渋谷。意気揚々と車内を後にする彼女達。

コスメ系プロダクトの仕事は経験が無いので、彼女達の生態についても?のまま。彼女達の延長線上には重ならない毎週顔を見るデザイン系大学生達。ん〜コメントは控える。

なぜかふっと思い出した。残間里江子さん著の団塊世代女性論「モグラ女の逆襲―知られざる団塊女の本音」の書評。
続いて思い出す、以前に読んだ清水 孝さん著の「良妻賢母の誕生」での内容。

「良妻賢母」が女性の理想像とされたのは大正デモクラシーからだった。近代化へ向けてそれがいかにつくられ、受けとめられたのか、豊富な資料から明らかにする。[筑摩書房webより

いずれにせよ、情報の束の向く先が価値観となり、道具も生んでいく。ん〜。車内で思案するも答えの出るはずもなく、大学へ到着。


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