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雨の国日本/雨は資源に [問題意識]

梅雨っぽくない梅雨。降ってもらわねば生活できぬ雨。降りすぎれば生活が困る雨。気持ちが落ち着く雨。うっとうしい雨。7人の侍、ブレードランナー…効果的にシーンを演出した雨。霧雨、小雨、驟雨、時雨、夕立、涙雨、通り雨、天気雨、大雨、豪雨…雨の表現。
昔も今も重要な水の確保と治水。21世紀の大問題となってくるであろう水資源…。

土の面が見えぬ都会。街では雨水浸透桝や地下浸透タイプアスファルトから、打ち水大作戦まで。日本の自然景観を形作り、生活スタイルや文化を育んできた雨。サントリー美術館で開催中(6/16〜8/19)の「水と生きる」展は、日本美術に表現されてきた「水」の造形美表現の展覧会。

水の循環の最初のステップと勘違いしてしまいそうだが、きっと最後のステップと思われる雨。雨のあるシーンに趣をあたえ、不快でないものにするためのモノゴト(都市インフラ→建築設備→プロダクト)は歓迎。とはいえ、それには雨水の有効利用とセットが理想。雨の国、日本。雨も資源…としての生活提案について思案。

人の頭ほどの大きさの石を敷き詰め、石と石の間植物を育てる。東京農大発祥の砂漠緑化のための「ストーンマルチ工法」。昼夜の温度差を利用した結露による水分補給。地温の上昇を緩和し、水分を保持。ハイテク装備無し。現地での石の確保と敷き詰めのための労力…。汗の一滴。結露の一滴。育つ緑。最後に降り注ぐであろう…雨。一滴の水が育む環境の重要さ…を実感。


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