目の前のモノから:フラワーベース [プロダクトデザイン]
とあるメーカーから「今となっては花器の販売はねぇ、お察しのとおりで…」ととても消極的なリアクション。とはいえ、インテリアショップには、一輪挿しから、大型のものまで多数の陳列(ガラスで輸入でシンプル+遊び心のあるもの等)あり。生け花、フラワーコーディネイトから投げ入れまで、楽しもうと思えば、バケツから牛乳瓶まで器はなんでもOK。カサブランカだろうが、線路脇の土手でゲットしたツユクサだろうが、水がこぼれず、草花をホールドできればいい…という見方もあるが、プレゼントされた花を、この場所にこんなふうに生けたいが…ということで器を探すと、適したのがあるようで見つからない。代用になりそうな食器も見当たらない…ということも多い。
見方をスライド。器ありき…でなく、「草花をこの場所に」というスタンスで、生けられる環境の側からアプローチする、MUJIのPPボックスのような、レゴのような、モジュールとバリエーションを持ち、素朴な風合いの道具立てはできないか?。それだけに特化したブランドを冠して…。パーソナルな小さいものから、グリーンレンタル業やホテル等へも提案できるような大きな業務用まで。
福田平八郎の「朝顔」を見ながら思う。
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