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Seeds of Design! が場所を移します!。 [その他]
2007年6月からこのso-netブログでスタートした当ブログでしたが、場所を移すことになりました。このエントリー以降、このブログは更新されません。新しいブログのタイトルは『Seeds of Design - 2』となり、内容には若干の変更もありますが、Twitter以降、ブログの更新がストップしたままになってい状況を一新して運営していきます。新しいページのRSS登録、ブックマークをお願いします。
これまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
◉Seeds of Design - 2
これまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
◉Seeds of Design - 2
「国際見本市インテリアライフスタイル」に出展してます [プロダクトデザイン]
本日から、東京ビッグサイトで開催している「国際見本市インテリアライフスタイル」に、デザインディレクションを行っている、竹中銅器さんが出展しております。「竹中銅器」さんの社名は、このところ、葛飾区JR亀有駅周辺にある人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の登場人物ブロンズ像損傷事件(Link)で、その修復を行った会社として数回に渡って報道されたため、記憶にある方が多いかと思いますが、今回のような特注ブロンズ像も手掛ける傍ら、量産しているプロダクトも数多く、その中からインテリア性のある商品群を、ビッグサイトに持ち込んで出展しております。
昨年発表した、高岡銅器の伝統とモチーフを活かしたライフスタイルブランド「ASIWAI」には、2010 collectionとして「雪色(ホワイト)」と「萌黄色(きみどり)」の2つの新色を追加し、よりライフスタイルへ呼応できる体制を整え、デザインアイテムの方でも「Birds-Foot」に続く新シリーズの一端も展示しております。会期は4日(金)までですので、ビッグサイトにお越しの際は[West Hall 2 / no, 21-23]にお立ち寄りくだされば幸いです。
●interiorlifestyle tokyo :: 株式会社 竹中銅器
昨年発表した、高岡銅器の伝統とモチーフを活かしたライフスタイルブランド「ASIWAI」には、2010 collectionとして「雪色(ホワイト)」と「萌黄色(きみどり)」の2つの新色を追加し、よりライフスタイルへ呼応できる体制を整え、デザインアイテムの方でも「Birds-Foot」に続く新シリーズの一端も展示しております。会期は4日(金)までですので、ビッグサイトにお越しの際は[West Hall 2 / no, 21-23]にお立ち寄りくだされば幸いです。
●interiorlifestyle tokyo :: 株式会社 竹中銅器
ブログを新設しました:「デザインの視野角」 [ウォッチング]
当ブログ「Seeds of Design!」は、昨日より4年目に突入しました。この1ヶ月は情報環境の移行と今後の方針策定などに伴い、更新が滞りましたが、ようやくリセット完了いたしました。その一環で、昨日から「デザインの視野角」というブログを新規にスタートしました。ブログのサブタイトルは「デザイナー視点で切り取る、デキゴト、モノゴト、モノとモノ」とし、アイデアフラッシュに軸を置いた「Seeds of Design!」に対して、モノゴトの観察記録的な位置付けのエントリーで更新していく予定です。設置場所は残念ながらSo-netブログ内ではなくBloggerですが、お気に召すようであれば「Seeds of Design!」同様にブックマークしていただければ幸いです。今後ともよろしくお願い致します。
●デザインの視野角[デザイナー視点で切り取る、デキゴト、モノゴト、モノとモノ。]
●デザインの視野角[デザイナー視点で切り取る、デキゴト、モノゴト、モノとモノ。]
思考停止せよ!…デザインのために [GTD,LifeHack]
息を吸うには、まずは吐くのだ。でないと次の呼気は入ってこない。何かを得たいと思ったら、その前に何かを捨てる…は常套手段。情報も、アイデアも、モノも、考えも…得る前に捨てる。それが第一ステップ。
だから、忙しい最中、散らかっている時ほど片付けが必要なのだ。机の上も、PCのデスクトップも。思考する…という脳の中の活動も、ある時間に限って捨てるにこしたことがない。この場合は触れらるようなモノではないので、捨てるとうよりは、休止。
ところが、この思考の休止が難しい。思考の休止を「ぼーっと」で表現するなら、「ぼーっとする」にも2種類あるのだ。忙しさをなんとか切り抜け、電池切れ直前、オーバーヒート状態での「ぼーっと」と、リラックスした身体の状態で脳の回路が「思考」でなく「感覚」にスイッチングできてる時の「ぼーっと」だ。ランナーズハイ、座禅は後者のお仲間。
もっと手軽に…をお望みであれば、答えは散歩中だ。極力荷物は持たずに身軽に出かける…が、ルール。ぼーっとなれるかどうかのキーワードは「皮膚感覚」。歩きながら全身の皮膚で感じることに意識を向ける。大気の温度、湿度から、音、匂い、光など、環境からの刺激を受けたままに感じながら歩く。すると…通い慣れた道でさえ、新たな発見がある。探して、考えていく中での「気づき」より、探さず、考えずとも、ふわっと感じられる「気づき」…これが、次のデザインの種の発芽なのだから。
だから、忙しい最中、散らかっている時ほど片付けが必要なのだ。机の上も、PCのデスクトップも。思考する…という脳の中の活動も、ある時間に限って捨てるにこしたことがない。この場合は触れらるようなモノではないので、捨てるとうよりは、休止。
ところが、この思考の休止が難しい。思考の休止を「ぼーっと」で表現するなら、「ぼーっとする」にも2種類あるのだ。忙しさをなんとか切り抜け、電池切れ直前、オーバーヒート状態での「ぼーっと」と、リラックスした身体の状態で脳の回路が「思考」でなく「感覚」にスイッチングできてる時の「ぼーっと」だ。ランナーズハイ、座禅は後者のお仲間。
もっと手軽に…をお望みであれば、答えは散歩中だ。極力荷物は持たずに身軽に出かける…が、ルール。ぼーっとなれるかどうかのキーワードは「皮膚感覚」。歩きながら全身の皮膚で感じることに意識を向ける。大気の温度、湿度から、音、匂い、光など、環境からの刺激を受けたままに感じながら歩く。すると…通い慣れた道でさえ、新たな発見がある。探して、考えていく中での「気づき」より、探さず、考えずとも、ふわっと感じられる「気づき」…これが、次のデザインの種の発芽なのだから。
カリフォルニアのリンゴの木は、世界の水で実を赤くする [ウォッチング]
ケータイキャリアのビジネスは「鉄道会社型」なのだ。
鉄道ビジネスは、線路を敷設し、駅を作り、電車を走らせ、駅ビル隣接デパートや駅ナカを準備し、利用を喚起する。
ケータイビジネスは、ケーブルを敷設し、基地局を作り、情報を走らせ、コンテンツを準備し、利用を喚起する。
並べて書くとかなり似ている。とはいえ、ケータイの方が後発だから進んでいるようにも感じるが、実は歴史ある日本の鉄道会社の方に軍配が上がる。なぜなら、私鉄とJR等の異なる路線の相互乗り入れは当たり前だし、SuicaとPASMOも相互利用可能。駅や列車の中だけに人がいる訳ではないことを知っているから、周辺の土地開発やレジャー施設の準備にも余念がないのは、大昔から戦略的に行ってきたことだ。それに比べると"ケータイ列車"は閉じた路線の中を進んでいる。
「水は高い所から低い所に流れる」…情報もしかりだろう。本当に「雨降って地固まる」…という土地も世界にはあるのかもしれないが、通常は大地に染み入るか、それを超えると溜まり、オーバーフローすれば低きを目指して流れていくのだ。流れは小川、支流、大河へと続き、海へと続く。その後は蒸発して雲を呼び、恵の雨となってリンゴの木を潤し、赤く熟した美味しい実をつける。
iPod、iPhoneに続き、iPadは、線路でも道路でもないネットワークが運んで来たサイズ違いの器だ。このサイズ違いは、食卓で使われる食器同様に、盛れる料理の種類に関係してきてしまうのだが、何よりも重要なのは、器の材料や製法でなく、ユーザーにとって「恵の雨」を受け止められる器だったということ。今の時代、「プラットフォーム」はその名の通り、線路に沿って作っているだけでは満足されないどころか利用されなくなる。全ての雨が流れ込むように低い位置に、使っている気がせずに使えるものでなくては「プラットフォーム」にならないだろう。リンゴ屋さんが、流れる水の質感を表現し「Aqua interface」と称したGUIが、急に別の意味で戦略的に思えてきた。おまけに、世界から集まって来た雨が蒸発した水蒸気は「雲(クラウド)」になり、さらなる情報の雨を器に注いでくれる。カリフォルニアのリンゴの木からは、当分の間、熟した実が収穫できるだろう。
iPad…お盆のようだが、とんでもない器である。
鉄道ビジネスは、線路を敷設し、駅を作り、電車を走らせ、駅ビル隣接デパートや駅ナカを準備し、利用を喚起する。
ケータイビジネスは、ケーブルを敷設し、基地局を作り、情報を走らせ、コンテンツを準備し、利用を喚起する。
並べて書くとかなり似ている。とはいえ、ケータイの方が後発だから進んでいるようにも感じるが、実は歴史ある日本の鉄道会社の方に軍配が上がる。なぜなら、私鉄とJR等の異なる路線の相互乗り入れは当たり前だし、SuicaとPASMOも相互利用可能。駅や列車の中だけに人がいる訳ではないことを知っているから、周辺の土地開発やレジャー施設の準備にも余念がないのは、大昔から戦略的に行ってきたことだ。それに比べると"ケータイ列車"は閉じた路線の中を進んでいる。
「水は高い所から低い所に流れる」…情報もしかりだろう。本当に「雨降って地固まる」…という土地も世界にはあるのかもしれないが、通常は大地に染み入るか、それを超えると溜まり、オーバーフローすれば低きを目指して流れていくのだ。流れは小川、支流、大河へと続き、海へと続く。その後は蒸発して雲を呼び、恵の雨となってリンゴの木を潤し、赤く熟した美味しい実をつける。
iPod、iPhoneに続き、iPadは、線路でも道路でもないネットワークが運んで来たサイズ違いの器だ。このサイズ違いは、食卓で使われる食器同様に、盛れる料理の種類に関係してきてしまうのだが、何よりも重要なのは、器の材料や製法でなく、ユーザーにとって「恵の雨」を受け止められる器だったということ。今の時代、「プラットフォーム」はその名の通り、線路に沿って作っているだけでは満足されないどころか利用されなくなる。全ての雨が流れ込むように低い位置に、使っている気がせずに使えるものでなくては「プラットフォーム」にならないだろう。リンゴ屋さんが、流れる水の質感を表現し「Aqua interface」と称したGUIが、急に別の意味で戦略的に思えてきた。おまけに、世界から集まって来た雨が蒸発した水蒸気は「雲(クラウド)」になり、さらなる情報の雨を器に注いでくれる。カリフォルニアのリンゴの木からは、当分の間、熟した実が収穫できるだろう。
iPad…お盆のようだが、とんでもない器である。
「ロボットデザインのアイデア出し」経験で思ったこと [プロダクトデザイン]
『ロボットデザイン』について偏見を持っていたのかもしれない…と気づいた。どんな偏見か…と言われると、うまく表現しずらいのだが、なんとなく、自分がデザインしなくていいモノ…と思っていたのだ。
そう感じたのは、先月、とあるプロジェクトで「家庭用ロボットのデザインアイデア出し」に参加した体験からだ。ロボットを頻繁にデザインする方からすれば、当たり前のことなのかもしれないが、「自ら動くこと」と「存在させている理由」のポジショニングと方向性に答えを出すことが、動かないプロダクトをデザインするのとは随分違った。ロボットのカテゴリーは、家庭用に絞ったとしてもレンジが広い。アイデア…をラフスケッチとともに求められた内容だったため、技術のウラ取りは必要なし。…とはいえ、生活空間(内外共に)に同居する様々なロボットの「在りよう」を「形」とするための「(提案としての)基準」と「共感度合い」に折り合いをつけるのは、難しくも有意義だった。生活の中でのロボットの在りようは、カテゴリーやテーマがどうあれ、人の生活全般、営み、ライフスタイル…を深く見た上で、関係性、役割分担、ベネフィットの質と量…のバランスが必須なのだ。成り立たせる各種の技術よりも、デザインオリエンテッドでアイデアや仮説としてのデザインを、丁寧に拾った活用シーンと共にもっとストックする必要がある…と実感。
それ以来…170cmくらいの塀に余裕で飛び乗るネコ、エスカレーターを駈け上がる5,6歳の子供、大きなバッグを抱えながら駅の人ごみをぶつからずに歩く人、ゴミの中から必要なものをだけを選別して持ち帰るカラス…など、日常の風景にあるシーンがまるで違うものに見えてきた。「生き物」は途方もないことをやっている…と。
画像は以前に書いた「日本SGIでSegway PTに乗る」というエントリーからのもの。身体で乗りこなす必要も、楽しさも無く、気持ち+αの微妙な体重移動だけで行きたい方向に動いてくれるSegwayも、今では普通の技術になった。モノ作り側の視点だけでない、生活全般(経済、社会、法律等)さまざまな角度からロボットデザインを見ていく環境がいるのだろう。
そう感じたのは、先月、とあるプロジェクトで「家庭用ロボットのデザインアイデア出し」に参加した体験からだ。ロボットを頻繁にデザインする方からすれば、当たり前のことなのかもしれないが、「自ら動くこと」と「存在させている理由」のポジショニングと方向性に答えを出すことが、動かないプロダクトをデザインするのとは随分違った。ロボットのカテゴリーは、家庭用に絞ったとしてもレンジが広い。アイデア…をラフスケッチとともに求められた内容だったため、技術のウラ取りは必要なし。…とはいえ、生活空間(内外共に)に同居する様々なロボットの「在りよう」を「形」とするための「(提案としての)基準」と「共感度合い」に折り合いをつけるのは、難しくも有意義だった。生活の中でのロボットの在りようは、カテゴリーやテーマがどうあれ、人の生活全般、営み、ライフスタイル…を深く見た上で、関係性、役割分担、ベネフィットの質と量…のバランスが必須なのだ。成り立たせる各種の技術よりも、デザインオリエンテッドでアイデアや仮説としてのデザインを、丁寧に拾った活用シーンと共にもっとストックする必要がある…と実感。
それ以来…170cmくらいの塀に余裕で飛び乗るネコ、エスカレーターを駈け上がる5,6歳の子供、大きなバッグを抱えながら駅の人ごみをぶつからずに歩く人、ゴミの中から必要なものをだけを選別して持ち帰るカラス…など、日常の風景にあるシーンがまるで違うものに見えてきた。「生き物」は途方もないことをやっている…と。
画像は以前に書いた「日本SGIでSegway PTに乗る」というエントリーからのもの。身体で乗りこなす必要も、楽しさも無く、気持ち+αの微妙な体重移動だけで行きたい方向に動いてくれるSegwayも、今では普通の技術になった。モノ作り側の視点だけでない、生活全般(経済、社会、法律等)さまざまな角度からロボットデザインを見ていく環境がいるのだろう。
So-net blogカウンター「1,000,000 !」への御礼 [その他]
当ブログの総閲覧者数が、1日半ほど前に " 100万 "を通過していました!。
950,000を超えたのが2月15日だったので、37日間でプラス50,000(平均1,351/day)ということになります。
2007年6月にリニューアルをした当ブログですが、2年9ヶ月で100万アクセスとなりました。ますますTwitterに傾くこの1ヶ月だったことは、このブログを書いている時点で、ブログの記事数749なのに対して、Twitter投稿数は981であることからも明らかです。…が、皆さんに読んでいただいてることでこの数字が4年目となる6月を前にして達成しました。深く御礼申し上げます。Twitterでの内容も含めて、まとまった記事として、今後も更新していく予定でおります。今後ともよろしくお願いいたします。
●TetsutaroNakabayashi (designer_tetsu) on Twitter
950,000を超えたのが2月15日だったので、37日間でプラス50,000(平均1,351/day)ということになります。
2007年6月にリニューアルをした当ブログですが、2年9ヶ月で100万アクセスとなりました。ますますTwitterに傾くこの1ヶ月だったことは、このブログを書いている時点で、ブログの記事数749なのに対して、Twitter投稿数は981であることからも明らかです。…が、皆さんに読んでいただいてることでこの数字が4年目となる6月を前にして達成しました。深く御礼申し上げます。Twitterでの内容も含めて、まとまった記事として、今後も更新していく予定でおります。今後ともよろしくお願いいたします。
●TetsutaroNakabayashi (designer_tetsu) on Twitter
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