Daneseのメタルストレージユニット「Smith Pro」 [プロダクトデザイン]
溜まっていた未読のRSSを眺めていたら、昨年6月のエントリー『日芸インダストリアルデザインコース「軽井沢セミナー」』の中でピックアップしていた家具の続報をDezeenで見つけた。「Smith」の大きいバージョン「Smith Pro」だ。
スチールの板金で製品内部のシャーシやパーツをデザインするのは、デザイナーが関わることはあまり多くない。また、板金で外装を…と思っても、製造面からの制約が多く、現代の生活空間にフィットするスタイリングに仕上げるのは、以外と難儀だったりする。
「Smith」は、そういった意味もクリアして、スチールの板金を前提にデザインされたものとしてはライトな印象で、そのあたりが「(私的に…)気になる」ポイントだ。
ペーパーモデルなどで検討することで落し込まれたのだろうなぁ…と思わせる板金パーツ同士のアセンブルのディテール。カンチレバーで片持ち式を採用した天板が全体を軽い印象にまとめているが、それ以外でも、正面から見たときのフレーム部分が、下に向って細くなるように角度を付けていたりする。素材と加工方法を上手に武器にしつつ、サラッとまとめたグッドデザインだと思う。
Dezeen » Blog Archive » Smith Pro by Jonathan Olivares for Danese
スチールの板金で製品内部のシャーシやパーツをデザインするのは、デザイナーが関わることはあまり多くない。また、板金で外装を…と思っても、製造面からの制約が多く、現代の生活空間にフィットするスタイリングに仕上げるのは、以外と難儀だったりする。
「Smith」は、そういった意味もクリアして、スチールの板金を前提にデザインされたものとしてはライトな印象で、そのあたりが「(私的に…)気になる」ポイントだ。
ペーパーモデルなどで検討することで落し込まれたのだろうなぁ…と思わせる板金パーツ同士のアセンブルのディテール。カンチレバーで片持ち式を採用した天板が全体を軽い印象にまとめているが、それ以外でも、正面から見たときのフレーム部分が、下に向って細くなるように角度を付けていたりする。素材と加工方法を上手に武器にしつつ、サラッとまとめたグッドデザインだと思う。
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