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夏の終わり…東京の空き地から思うこと [ウォッチング]

夏があったような…無かったような…という今年の8月も、もう折り返し。
自宅近所の空き地は、ちょっと見ぬ間に、うわーっと夏草が覆い隠してるのが、8月っぽい。人の手が入った緑道の植え込みや、駅前の花壇などがしょんぼり気味なのと比べると、圧倒的な生命力。多様な植物が、それぞれの力関係のままバランスをとりつつ競争してるのだろう。こういう東京の環境を見てると、緑化は土だけ用意してあげればあとは勝手に緑化するのでは?…などと思ってしまう。蝉の鳴き声が聞こえてくる中、蜻蛉がすいーっと滑るように視界を横切った。夏も終わり…そういう匂いの夕方だった。

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当たり前…のように思っていた日本の季節も、明けない梅雨にオーバーラップしてくる台風や、局地的な豪雨。「季節感」…を特に重視してきた日本の文化や美に対する感性。そういうものも変わってしまうのだろうか…。環境が変わるのに呼応しなきゃならない時に、依然として変わらない仕組みや、見えない国のビジョン。月末の選挙はどうなるのだろう。夏の終わりを写した画像と、手元にある「日本の伝統文様」を見ながら、もやもやと思う。

追記:
今月のニュースを騒がしたドラッグがらみの2件の事件…「海苔塩事件」なんて表現してるサイトもあります。日本の食文化には無くてはならない海産物の「海苔」と「塩」が、こんな風な表記に当てられてしまうのは…ちょっと不憫だなぁ…と。事件の方は、芋づるでのクリアを望みますが…。


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  • 作者: 中村 重樹
  • 出版社/メーカー: MdN
  • 発売日: 2005/07/27
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