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青島の人達の折りたたみ椅子はMUJI AWARDのヒント? [デザインソース]

今朝の朝食後、テレビ朝日の『朝だ!生です旅サラダ』にチャンネルが合っていて、オレンジ色の瓦屋根が特徴的な「青島(Qingdao)」の街がレポートされていた。

ドイツの租借地だった歴史を残す旧市街。その街中では、地元の人々が小さな折りたたみの椅子に座って談笑している。聞くと、折りたたみ椅子は、地元の人達が外出時に必ず携帯するものだ…とのこと。海に面して、丘に囲まれた街は坂が多く、疲れた時や、井戸端会議(?)にも重宝する日常の道具のようだ。

カタチはいたってシンプル。「折りたたみ」と言っても開くだけ。
開くと左右の木製丸棒でできたフレームがX(エックス)型になる、布製の座面までの高さが300〜350mm(見た感じで)の小椅子。ディレクターズチェアーから肘掛けと背もたれを無くしたような、キャンプ用品でもよく見るタイプに近いデザイン。
とはいえ、木製と布で出来たその椅子は、地元の人が片手にぶら下げて歩く姿が、そのまま街の風景一部のように馴染んでいて、とてもいい感じ。

ふと思う。これってMUJI AWARD 03のテーマである「Found MUJI(発見される無印良品)」に書かれている『世界各地で積み重ねられてきた先人の知恵を学び、永く使われてきたものの良さを発見し、現在の私たちの暮らしになじむデザインへと転換してください(MUJI AWARDページより引用)』…に適合するなぁ…と。

青島に行って、実際に見て、触って、作ってるところも訪ねて、地元の人達と飲みながら話しして…なんてプロセスを経た後、デザインしないデザインについて想いを巡らし、デザインに着手する。今すぐそれが出来れば、そんなに楽しいことはない。…が、動いてる仕事を放り投げて出かける訳にもいかないし、応募の締切は今月中だ。スケジュール的にもまったく無理。
番組では、青島ビールによく合う…というアサリの炒め物をつまみながら、屋外の木蔭の店先でビールを飲んでいる映像が映っている。ん〜、いい感じ。
行きたいぞ〜青島!。

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