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JIDA東日本ブロック 平成20年度総会 in 東京デザインセンター [コミュニティ]

昨日の土曜日、東京デザインセンター 8F会議室をお借りして、社団法人日本インダストリアルデザイナー協会[JIDA]東日本ブロック総会が行われたので参加しました。
19年度の活動報告&収支決算報告に関する第1号議案、20年度の活動計画&予算案についての第2号議案も、滞りなく可決。議事終了後に新入会員の皆さんの紹介、理事長の挨拶と現時点での問題意識が語られ、休憩を挟んだ後は、協賛企業4社によるプレゼンテーションタイム(各20分)へ。

エヌテクノロジーさんからは、リアルタイムレンダラ「みかん(MeCan)」。これは、今月末(25〜27日)に開催される「設計製造ソリューション展」で発表…との、バージョン2へアップしたMeCanのデモ。現在のバージョン1から、かなりの機能アップを測った内容で、期待がふくらんだ。

2社目は、コロナ工業さんによる新しい表面処理技術のプレゼン。現在、携帯電話やデジカメなどへの加飾として国内外から注目されているアルマイト(グラデーション/パステル/フルカラーアルマイト等)の技術と、接着でないアルミと樹脂の化学的な結合が可能な「アルプラス」が、サンプル展示とともに紹介された。docomoの906あたりに採用になったアルマイトはこれだったか…と納得。美しいし、デザイナーを刺激するマテリアル。

3社目は、スガツネ工業さんによる産業機器用各種ヒンジのプレゼン。スガツネ工業さん…と言えば真っ先に思い浮かぶのは、黄色く枕になりそうな厚みの建築用金物のカタログ。でも、今日は建築系ではなく、産業機器用として開発されている、2つ折り携帯電話用各種ヒンジや、洗浄便座等で使用されるダンバー内蔵ヒンジなど。こういうモノ作りを支えている技術は見て、触ってしているうちに、デザインへのアイデアがあれこれ思い浮かぶ。

4社目は、クリートさんによるプロダクトデザインのビジュアライゼーションについてのプレゼン。「デザインの見える化」から「プロセスの見える化」までを支援するクリートさんならではコンセプトで、各セクションがコア業務へ集中する環境の構築の有用性とメリットが語られた。

質疑応答の後、16:30からは、同じビルの3Fへ移動。テラスのあるイタリアンレストラン「イル・カヴァロ」にて懇親会。JIDA賛助企業でもあるクリートの山下社長による乾杯でスタートした懇親会。時間の関係で懇親会から参加の会員さんも含め、シャンパン、ワイン、ビールに美味しい料理で楽しい時間が過ごせました。
JIDA事務局、運営会、参加の会員さん、協力起業の皆さん、お疲れさまでした!。

雨足が若干強くなってきた18:30。2次会へと連なる人達に挨拶し上野駅へ急ぐ。19:34発の「あさま545号長野行き」に乗るためだ。まさか総会とバッティングするとは思っていなかったので、当初の予定からはだいぶ遅れて軽井沢へ向う。日大芸術学部インダストリアルデザインコースでは、30年以上続いている3泊4日の「デザインセミナー」に、指導&審査で参加のため。その話しは次のエントリーで。

タグ:JIDA
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