脳専門医が書いた「脳トレーニング提案」を読んで [GTD,LifeHack]
脳神経外科専門医としての視点から書かれた、日常生活や習慣を通しての「脳トレーニング」提案本。発行は1年前(2006年)だが、著者の築山 節(つきやま たけし)氏の前著「フリーズする脳」は数年前に読んでいたのが、この本は未読だっため、年末に購入していたもの。
「最近、何となく脳が冴えないと感じることがないでしょうか?(本文より)」という問題提起に、「良い習慣が脳を生まれ変わらせる(本文より)」ということから、有用性が高い「15の良い習慣」が提案されている。最初の提案「習慣1:生活の原点をつくる」では、「脳を活性化させる朝の過ごし方」についての内容。「習慣2:集中力を高める」では、「脳の基本回転数を上げるには」に始まり、「時間の制約は判断を効率化させる」という内容。ある意味で専門医からみたLifeHack、レバレッジ本という解釈をしながら読んだ。
昨日のエントリーでの「イチロー」番組中のエピソードとシンクロするような内容もある。自分自身のHackに裏付けが取れた感覚を得られた、有意義な提案。
あたりまえで普通の生活ほど、達成しにくい都市環境での生活。そういうことからも、意識的に実践につなげれば、かなりの効果が期待できそう。2008年スタートへの参考書です。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
- 作者: 築山 節
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
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