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チタン+アルミ+ステンレス…3層構造のIH対応炊飯鍋「RICE POT」 [プロダクトデザイン]

IH対応の[RICE POT 炊飯鍋]という製品を、数年前にデザインしました。新潟県燕三条にある金属鍋メーカー「株式会社宮崎製作所(Miyaco)」が、家庭のキッチンで進んできた熱源の多様化(ガス、IH等)と、炊飯土鍋の普及に象徴される「おいしい炊きたてご飯」への要求にアプローチして商品化したものです。
最高級グレードでは、業界的には「チタンクラッド材」と呼称される、チタン+アルミ+ステンレスの全面3層構造の板をプレス成型する…という製造方法で形にしています。



チタンには、金属イオンの要出が無いことで、食品の風味を損なうことが無い…という機能的な特徴があり、米所でもある新潟県の鍋メーカーであるという背景も鑑み、料理にこだわりをもっている30〜50代のターゲットへ向けた製品として、開発することになった…というのが背景です。
フタの周りの立ち上がり部分…実はここが炊飯時の「吹きこぼれ」を防止する堤防になっています。そして、フタのつまみにある切り込みは、その間にしゃもじを立てかけることにも使えるように、また現代的なフレーバーを表現する箇所としてデザインされ、耐熱性の高いシリコンで成型されています。



鍋を囲んでの楽しい冬の食卓に、食べきれる分の炊きたてご飯を、炊飯鍋ごとテーブルに運んで楽しんでもらえれば…と思ってます。IH調理器で「炊飯モード」があるような機種であれば、さらにイージーですしね。
下のamazonリンクには、「ステンレス+アルミ+ステンレス」タイプのものを選びました(amazonではチタンタイプの取り扱いもあります)。


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通りすがり

蓋と取っ手の使い勝手悪い上にデザインがダサい。
by 通りすがり (2016-10-01 10:41) 

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